コミュ障とは? あがり症・コミュ障・人見知りは違う?


最近コミュ障という言葉を見たり、耳にする機会が増えているように感じます。
このコミュ障とは「コミュニケーション障害」の略称で、他人との何気ない会話が苦手であったり、苦痛に感じる人のことを指すようです。

そして、ネット上などでは、結構広義な意味で使われています。

ちょっと口下手だったらコミュ障、少し人との会話が苦手だとコミュ障、こんな感じでごくごく簡単に使われています。これはコミュ障という言葉が一人歩きしているだけで、大半の人が周りの人より少し緊張しやすかったり、無口であったり、人見知りする程度の場合がほとんどです。そのため、本当にコミュ障で苦しんでいる人がどれだけいるのかは不明な部分も多いです。

コミュ障・人見知り・あがり症など様々な似た言葉がありますが、厳密にはそれぞれ意味するところは違います。

コミュ障(コミュニケーション障害)とは

例えば、コミュ障であれば・・・

  • メールのやりとりが苦手
  • 1人でタクシーに乗れない(行き先をうまく伝えられない)
  • 友達がいない(できない)
  • 会話が苦手

こういったことが思い当たる人はコミュ障の疑いがあるかもしれません。
コミュニケーションは対人で行われるため、正解というものがありません。その都度状況によって答えは変わります。そのため、何を返せばいいのかがわからずに黙り込んでしまうというのがコミュ障です。

あがり症と少し違うところを挙げるとすれば、対人場面で緊張してうまく言葉が出てこない、喋れないのではなく、緊張しているわけでもないのにコミュニケーションがとれない、全く言葉が見つからないというところでしょうか。

コミュ障の人は人と話すことが緊張するのではなく、「そもそも話しかけることができない」と言えるかもしれません。

人見知りとは

人見知りは、警戒心が強く緊張しやすい性格のことです。
人見知りの人によくあるのは、初めて会う人とはなかなかうまく喋れないけど、打ち解けてしまえば普通に友人の様に話すことができます。内向的な性格というだけです。

あがり症とは

あがり症は、広義なため、こういったコミュ障などもあがり症のひとつの症状とも言えます。
そのため、世間一般からすればあがり症≒コミュ障≒人見知り」と同義語として認識している人も多いでしょう。

緊張が原因となっているコミュ障は対人恐怖症とも言えるため、あがり症のひとつとして捉えることができます。

コミュ障の定義

障害としてのコミュ障

コミュ障(コミュニケーション障害)は脳や聴覚の器官などに特別な問題がないにもかかわらず、失語症などの言語障害、言語発達の遅れなどが現れる障害です。対人場面での会話で返す言葉が見つからなかったり、うまく表現する言葉が見つからないなどの問題がある状態です。
そして、これらの症状は主に幼児期・小児期・青年期に発症します。

子供の頃はよくても、大人になるにつれ、コミュ障が原因で会社など社会でどうしても生き辛さを感じる場面は多くなります。
コミュニケーションがうまくとれないことで影でコミュ障と揶揄されたり、仕事の場面では「使えない」というレッテルを貼られてしまう人も多いようです。その結果、人との関わりを持つのが嫌になり、ひきこもり、さらにはうつ病を患ってしまうケースもあります。

最初はコミュニケーションが苦手であっただけでも、放っておくことで症状が悪化し、ひきこもり、うつ病などの精神障害といった二次障害に繋がることもあります。

本当の意味でのコミュ障で苦しんでいる場合は、精神科などの専門の医療機関を受診することをおすすめします。

緊張やあがりからくるコミュ障

本当の意味でのコミュ障は上記のような症状や障害のことを言いますが、多くの方が抱えているコミュ障は人との会話や対人場面での緊張がほとんどだと思います。

人見知りやあがり症という言葉がいつの間にかコミュ障と呼ばれるようになっていったのでしょう。実際は「コミュ障」ではないということです。「あがり症」や「対人恐怖症」と言った方が正確かもしれません。

しかし、言葉の意味が時代とともに変わっていくように、大衆の認知としてはあがり症=コミュ障なのかもしれません。

人との会話で緊張し、言葉が思いつかない、こういった人は緊張を克服すればコミュ障は克服できるでしょう。

当サイトでは、緊張やあがりが原因になっているコミュニケーション障害、コミュ障についての改善方法や克服方法を紹介していきます。

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