精神安定剤・抗不安薬「デパス」が個人輸入規制の対象に


当サイトでもあがり症・緊張の抑制に効果のある薬と紹介している、精神安定剤の「デパス」が2016年10月14日より通販(海外通販・個人輸入)による購入ができなくなることが決定しました。

デパス輸入規制(輸入禁止)の決定(向精神薬指定の決定)

事の発端は2016年7月19日に厚生労働省により募集を開始されたパブリックコメントです。

パブリックコメントとは?(wiki)

パブリックコメントとは簡単に説明すれば、「政策や制度を設けたいと思っていますが皆さんどう思いますか?」という政策や制度を作る前に国民に意見を求める制度のことです。パブリックコメントは広く公に意見募集を行うため、私たち一般人でも意見をすることが可能です。

意見は通ることもあれば通らないこともありますが、出された国民の声は一つの検討材料になり、政策・制度の決定に考慮の余地を与えることが可能と言われています。

一方でパブリックコメントが出された時点で特別意見がなければほぼ決まることも多いようで、コメントが締め切られた時点でデパスの輸入規制がかかることはほぼ確実と言われていました。そして、大方の予想通り規制は確定しました。

今回このパブリックコメントにより、デパス(エチゾラム)を含む計3薬(他、アモバン・ルネスタ)を向精神薬と認める方針について意見募集がされ、その意見募集は2016年8月18日に締め切られ、検討の後、2016年9月14日に結果が公布され、猶予期間の30日を経た2016年10月14日より施工、2016年10月14日以降はデパスの個人輸入は禁止されます。

パブリックコメントは出来レース?(ほぼ確定と言われる訳)

特別意見がなければほぼ決まるとも言われるパブリックコメントですが、そもそも意見をするも何もこのパブリックコメントの存在自体を知らない人、デパスに関するパブリックコメントが募集されていたことを知らなかった人がほとんどではないでしょうか?私を含め、当サイトに訪れるデパス使用者のほとんどが今回の騒動を知らなったのではないでしょうか。

このパブリックコメントは実際のところは、ある意味で医者同様に一番意見をするべきデパス利用者がこのパブリックコメントの存在や意見募集の存在すら知らないのが現状だと思います。

本来利用者にこそ意見をもらいたいものだと思いますが、気づいていない場合がほとんどなのである意味で政策や制度を実施するための形だけの制度に思えてしまいます。と言ってもしっかり意見をすれば考慮されることもあるようです。しかし、だいたい気付くのが規制になってからの人が多いようにパブリックコメントの募集に気付かない人も多いのが現実です。

そのため規制をかけたいがための出来レースのようにも感じてしまいます。
現にこのような現状もあるようです。
「パブリック・コメント」は決して民意の反映ではない

今回のパブリックコメントも4件程度の意見しか提出されていません。
デパスの輸入規制に関するパブリックコメントの結果公示

なぜデパスが規制対象になるのか?

これは実際に意見募集がされたパブリックコメントにも記載されています。
デパスの輸入規制に関するパブリックコメント

向精神薬と同種の濫用のおそれがあり、かつ、同種の有害作用を有すると認められたことから、当該3物質を向精神薬として指定するため指定政令を改正する。

向精神薬と同種の濫用の恐れや依存性などの危険性があるためだと思われます。確かに常用となると依存性は注意すべき点ですが、使いたいときにだけ使うような頓服ではその心配も低いため比較的安全ではありますが、用法用量を守らないと危険なのは変わりないため、その点も考慮しての措置かもしれません。

買えなくなる(販売終了)ではなく、通販が禁止される

このパブリックコメントが通ったことでデパスが販売終了になるのではなく、個人輸入の規制対象として認定され、個人での購入ができなくなります。そのため、手に入らなくなるワケではないものの、今後手軽に購入できる薬ではなくなります。

通販で買えなくなるということは、病院で処方してもらうほかありません。自身で海外などで購入の上、日本国内に持ち込むことは可能ですが、90mgまでの制限がかかります。また、海外にて個人で購入することを考えた場合、実際のところは難しく、国内の精神科や心療内科などでの処方が一般的になるでしょう。

これまで通販にて購入していた方は買えなくなるため、病院を訪れる必要があります。

当サイトでも紹介している個人輸入代行サイトのオオサカ堂でもデパスに関するアナウンスは開始されており、早ければ9月の27日には取扱いを終了、または在庫分がなくなり次第販売は終了するようです。 配送期間も含めれば9月一杯で取り扱い終了が妥当ではないかと思います。

この規制の決定もあってかデパス購入者の駆け込み需要も多く、多くの個人輸入代行サイトではデパス・デパスジェネリックを含むエチゾラムの在庫切れが目立っています。タイミングよく在庫があっても直に捌けるため、購入可能な9月一杯であっても通販での購入が難しくなっています。必要であれば在庫が確認でき次第、または予約購入などをしておく必要がありそうです。

当サイトにて緊張に効く薬としてデパスと一緒に紹介しているインデラルは規制対象ではありませんのでご安心を。

緊張を抑える効果のある薬

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