なぜ日本人にあがり症が多いのか?日本の文化とあがり症の関係性


日本人はあがり症で悩んでいる人が多いと言われています。
特に「恥の文化」「無宗教」と呼ばれる日本特有のお国柄、文化などが強く関係しているとも言われています。

日本人・日本の特徴をちょっと見てみましょう。

日本は「恥の文化」

日本では幼い頃から周りとの協調性を求められます。

例えば、日本の教育は集団行動を尊重しています。
一緒に登下校して、一緒に掃除して、部活動に参加する人を評価します。
中学校や高校ではみんな一緒の制服を着て、みんなが持っているものを身につけます。

ザッと取り上げただけでも、教育の部分だけでこれだけの協調性や団体行動を求められます。

もちろん協調性や団体行動も大切なことですが、その弊害として、集団への依存、周りに合わせて行動する人間が育ちます。自分で良いと判断して行動するのではなく、周りが良いとしているから同じ行動をする。その結果「みんなと一緒が良い=人と違うことは恥ずかしい」になってしまうんですね。

協調性、人に合わせることを美徳としている文化なので、人と違うことは何かタブーのように感じてしまいます。こうして、人と違うことを極度に嫌うようになり、最終的には集団の中から1人が注目されるような場面に立たされた時に「1人ではできない」「緊張してしまう」そういったあがり症状が出てしまう人が増えるという結果に至っているのだと考えられます。

強く意識するのは他人の目「無宗教」

教育だけでなく、無宗教、または多神教とも言われる日本の文化が関係しているとも言われています。

クリスマス、お寺、神社など様々な文化、宗教が入り乱れています。
また、この無宗教こそが「恥の文化」でもあります。

日本では神や仏を意識するのではなく、強く意識するのは世間の目です。今のようにネットが普及しておらず、グローバルではなかった昔、島国である日本の中では常に他人の目を意識しないといけなかったのかもしれません。

他人に笑われたくない、恥をかきたくない、これが日本人の行動を決めます。

極端に言えば、正しいかどうかが行動を決めるのではなく、世間的にどう思われるかで自分の行動を決めているということです。論理より感覚、理性より感情、真実より人間関係を重視するのは日本人ならではかもしれません。

「恥の文化」や「無宗教」が悪いということではありませんが、日本特有のこのお国柄があがり症で悩む人が多いことのひとつの要因とされています。

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