あがり症(緊張症)を放っておくことの危険性・派生する症状や病気


あがり症は放っておくことで症状が深刻化し、社会不安障害(SAD)という精神的な病気を患ってしまったり、うつ病やアルコール依存症などにも陥ってしまう可能性があるため放っておくことは危険です。

あがり症の特性上、擦り傷などの外傷と違い、放っておいて治るものでもありませんし、薬を飲むだけでは回復するものでもありません。手術して摘出することのできるものでもありません。

人に言えなかったり、自分1人で悩みを抱え込んでしまうケースが多く、放置してしまい、症状の悪化や別の病気などへ繋がりやすい面があります。

そのため、自ら克服するという意思を持って取り組んでいく必要があります。
あがり症は早期にしっかりと正しい方法で対策を行うことで、決して克服は不可能ではありません。そのために、正しい対策方法を知識として持つことがとても大事です。

極度のあがり症はSAD(社会不安障害・社交不安障害)

あがり症は病気なのか、病気ではないのかこの点については判断は少し難しいところです。
しかし、あがり症とは言え「症」が付く以上は、立派な病気とも言えます。
治せるものなら治した方が良いに決まっています。

あがり症はあがり症でも日常生活に支障をきたしてしまうほどの極度のあがり症には、しっかりと病名が付けられています。

それが「SAD(社会不安障害・社交不安障害)」と呼ばれるものです。

日本では英語名の「Social Anxiety Disorder」を直訳した社会不安障害と呼ばれていたが社会不安という言葉には誤解も多いことから2008年に日本精神神経学会においてより実態に近い表現の社交不安障害という名称に変更された。

ウィキペディア「社交不安障害」より参照

専門家によれば、日本では、7人に1人がこの社会不安障害(SAD)の可能性があると言われています。非常に多くの方が悩んでいる症状です。

うつ病やアルコール依存症の恐れ

他にも、あがり症は放っておくことで、うつ病やアルコール依存、さらには薬物依存症など、他の心の病気を合併しやすくなります。

これは緊張やあがりをアルコールや薬で抑えようとした結果、アルコールや薬の摂り過ぎが原因となり、結果的にアルコール依存症や薬物依存症に陥ってしまうケースです。

また、アルコール依存症や薬物依存症は克服が難しいとされているので注意が必要です。治療を受けても禁酒を守れる人は少ないようで「止めないと死ぬ」そうなって初めて立ち直れる、そんな人が多いようです。

また、うつ病とアルコール依存症を同時併発すると、アルコール依存から抜けても、何の楽しみもなくなり、これがうつ病発症の引き金になるケースもあるようです。

そのため、アルコールや薬を使って緊張を和らげる方法もありますが、必ず適切な量で行うことが大切です。

⇒ 薬によるあがり症対策
⇒ お酒・アルコールの力を借りて緊張をほぐす方法

自分を抑制することができない人はアルコールや薬の力は借りない方が懸命です。くれぐれも注意してください。

また、アルコール依存症の方は手の震えが酷くなるようなので、手の震えに悩んでいる方はアルコールの摂り過ぎには注意した方が良いでしょう。

緊張を抑える効果のある薬

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