話下手や人見知りの人はあがり症なのか?


あがり症になりやすい人の特徴は「あがり症(緊張症)になりやすい人の特徴」でもお話していますが、さらに話下手の人、人見知りの人に焦点を当てて見ていきます。

話下手はあがり症になりやすい?

話すことが下手だから緊張する、あがると考えている人も多いようですが、話すことが下手だからあがるというわけではありあません。話すのが下手だから緊張してしまい、あがってしまう人はいますが、あがり症(緊張症)の人でも上手く話すことができる人は多いようです。

つまり、話が下手=あがり症ではないということですね。

話下手の原因には大きく3つの理由があると考えられます。

  1. 話を整理するのが苦手なため、うまく言葉にして話せない
  2. 情報を声や言葉にして伝える場面に問題があって話すことができない
  3. 語彙不足や言葉を知らないため、自分の考えや気持ちをうまく表現できない

それぞれの原因についてみていきましょう…

  1. 話し方に問題があるのではなく、情報処理能力に問題があります
  2. 話す場面に問題があるため、あがり症(緊張症)の可能性があります
  3. 表現力の問題なので、勉強で克服することが可能です

表面的にはどれも「話下手」と認識されますが、問題の箇所や原因が違うことがわかると思います。
そのため、一概には話下手=あがり症になりやすい」とは言い切れません
しかし、2.に該当する人はあがり症、または、あがり症になりやすい可能性があります。

人見知りはあがり症?

人見知りとあがり症はほとんど同義語としている人も多いと思います。しかし、厳密にはちょっと違います。

あがりやすい人の特徴として共通していることの1つに、シャイで引っ込み思案な人という点があります。シャイで引っ込み思案、つまりは人見知りの人ですね。

人見知りの意味を辞書で調べてみると…
「知らない人を見て、恥ずかしがったり嫌がったりすること」
とあります。

現代では、この「人見知り」という言葉をコミュニケーション、人付き合いが苦手なことを表す用語として使うことが多いですね。「内気」「照れ屋」「はにかみ屋」「恥ずかしがり屋」というのもある意味人見知りを表す言葉です。

つまり、一言で言ってしまえば「人見知りは恥ずかしがり屋」ということです。
この恥を嫌う、恥ずかしがり屋というのは、自意識が敏感な人に多いです。恥をかきたくないという、自分のマイナスイメージへの恐れが、自意識を敏感にさせ、行動を抑制します。

あがり症の方の特徴の1つとも言える「自意識が敏感」という点からも、「人見知り=あがり症」とは言わないまでも、あがり症予備軍の可能性があります。実際に私自身、恥というものを極度に嫌っていました。

ただし、「人見知り」と一口にいっても、その程度には大きな差があります。
相手によって親しく話せない、なぜか会話がぎこちなくなることがあるといった軽度の人もいれば、オドオドしてしまい落ち着かない・居心地が悪く感じるといった中度の人、あるいは、恥ずかしさのあまり顔も見れない、目も合わせられない、それが苦痛でたまらないといった重度の人もいます。

人により程度の差はありますが、人見知りの人は失敗などの恥を嫌っていたり、話しかけて相手の気分を損ねてしまったらどうしようと考えてしまう人が多いです。

そのため「人見知り=あがり症」ではないとはいえ、どちらも対人関係による何らかの問題点があるという点では共通していると言えます。

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