日本のあがり症人口は?どれくらいの人が悩んでいるのか?
「日本人はあがり症の人が多い」「日本人はあがり症になりやすい」
こういったことはよく耳にしますが、実際にどれくらいの人があがり症に悩んでいるのかを調べてみました。
あがり症で悩んでいる人はどれくらいいるの?
残念ながら、今のところ日本であがり症の人数について詳しく調べた統計はないようです。
しかし、アメリカでは社会不安障害について調べられたデータがあります。
それによるところ…
- 「はっきりいつも悩みを抱えている人」が全人口の約5%
- 「かなり悩んでいる人」が約12%
- 「明らかに病気である人」が約2%
であったとされています。
つまり、約5人に1人があがり症に対して悩みを抱えているということです。
3億人を越える人口の20%と考えると相当数の人があがり症で苦しんでいることがわかります。
この統計からわかるように、あがり症は決して珍しい病気ではないということです。
しかも、この数字はあくまでも氷山の一角であり、潜在的なあがり症の人数は想像もつかないほど多いのかもしれません。
アメリカの統計を日本に当てはめて考えてみる
現在約1億3000万人と言われる日本の人口。
これを、アメリカで行われたあがり症の人数の統計に当てはめてみます。
日本のあがり症人口
- はっきりいつも悩みを抱えている人:約5%=650万人
- かなり悩んでいる人:約12%=1560万人
- 明らかに病気である人:約2%=260万人
つまり、日本であがり症に悩んでいる方は合計で2470万人となります。
この中でも明らかに病気である人は260万人となります。
非常に多くの日本人の方が緊張やあがり症に苦しんでいる可能性があることがわかります。
アメリカの数値を当てはめただけの推測に過ぎませんが、あがり症が多いと言われる日本人のことを考えると、アメリカの5人に1人よりも多い可能性も考えられます。もしかすると、日本ではさらに多くの人があがり症に悩んでいるかもしれません。