緊張が緊張を呼ぶ!あがり症(緊張症)のメカニズム


なぜ人は緊張してしまうのか?
緊張状態が起こるメカニズムについて解説します。

緊張のメカニズム

人は未知の経験や自分の保身に関わることに対峙すると緊張するものです。

あがり症(緊張症)の人は、自分の身体の変化に敏感に反応する傾向が強く、緊張により動悸が起こり、心拍数が上昇してきたことを認識するとさらに不安を感じ、緊張感をどんどん強めてしまいます。

強くなった緊張は再び情報として脳に伝達され、身体をさらに硬くさせ、汗が吹き出す、声が震えるといった症状として現れます。この身体の硬さや汗や震えという突然の身体の変化に驚き、焦り、パニックに陥ってしまうわけです。
この時に起こる症状は人それぞれで声が震える人もいれば、汗が大量に吹き出す人もいます。

その結果、身体の全神経が普段とは全く違う働き方をしてしまい、自分ではコントロールできない状態に陥ってしまいます

vicious-circle
緊張する→症状が現れる→焦る→さらに緊張

この悪循環に陥ってしまった状態がいわゆるあがり症や緊張症の状態です。
「緊張するから焦る」とも言えるし、「焦るから緊張する」とも言えます。
出発点は違えど、この循環によって緊張感がどんどん強まってしまいます。

そして、これらの恐怖や不安、恥といった感情は、強く脳内に記憶されトラウマとして残る場合があります。それ以降は、その場面を想像するだけで恐怖を感じたり、極度に緊張したり、息苦しくなったり、身体が震えてきたりしてしまいます。これを予期不安と言います。

過去の経験から不安になり、その不安感は意識すればするほど前よりもさらに強い緊張を引き起こし、あがりをさらに強烈にしてしまいます。

これがあがり症(緊張症)のメカニズムであり、あがり症は一度陥ってしまうとなかなか1人では克服できない理由でもあります。克服を考えるのであれば症状が深刻化する前にできるだけ早く対策を行なっていくことが重要です。

緊張を抑える効果のある薬

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