持つべきプライドと捨てるべきプライド


緊張であがってしまったり、声が震えてしまう原因には色々な要素が絡み合っていますが、その中のひとつにプライドが邪魔をしている場合があります。

まず、プライドがどういうものかを確認してみると、以下のような言葉がプライドという一言でまとめられていることがわかります。

「誇り・自尊心・自信・うぬぼれ・傲慢・虚栄心」

これだけ多くの言葉を単に一言でプライドとして使われています。プライドと一口に言っても色々な気持ちが含まれているんですね。

分類するなら、良い意味が「誇り・自尊心・自信」、悪い意味が「うぬぼれ・傲慢・虚栄心」といったところです。

多くの方が捨てるべきプライドを持ち続けてしまっているのはこの2つを混同してしまっているからです。持つべきプライドと、持つべきでないプライドをはっきりさせましょう。

捨てるべきプライドの正体

よく使われる言葉で「不要なプライドは捨てろ」と言われます。

この言葉の意味するところを考えてみましょう。
プライドを捨てろとは言っていますが、「不要」なプライドを捨てろと言っています。
ここで言う、不要なプライドというのは悪い意味でのプライド。つまり「うぬぼれ・傲慢・虚栄心」この部分なのではないでしょうか。

プライドを全て捨ててしまうと、自分を大切にできなくなったり、軸を失い周りに流されてしまうこともあります。必要なプライドは持ち続ける必要はありますが、あなたの足かせになっているだけの不要なプライドは捨ててしまうべきです。

実力を伴わないプライドはただの虚勢であり、人生を生き辛くするだけの重りでしかありません。
できれば手放してしまった方が楽なものの1つです。

プライドが高いのは能力が高いからではなく、何かコンプレックスがあるからプライドを高くして、自分を守ろうとしている場合がほとんどです。恥をかくことを恐れなければ緊張することはなくなります。しかし、自分を守りたいがために、恥を捨てることはなかなかできないものです。一見矛盾のようにも感じますが、自分を守るためのプライドが自分を変えることを妨げています。これがプライドの正体です。

不要なプライドの見分ける方法

不要なプライドを捨てる。そうは言ってもなかなか簡単に捨てられるものではないですし、人によって大切にしているものは違うものです。

捨てるべきプライドか捨てないべきプライドを考えたときは、

持つことで自分を伸ばすことができるのか
持つことにより、自分をダメにするのか

ここを基準に考えてみると良いでしょう。

または、なぜそれを自分の中でタブーとしてしまっているのかを考えてみましょう。

そのときどきによって使い分けることができれば理想ですが、それはなかなか難しいものです。
プライドをすぐに捨てることができれば、人に悩みなんて存在しません。
執着心は自分を苦しめますが、時として人を成長もさせます。

なので、いきなりプライドを捨てることができなくても、無理をせず自分らしくやれることをやっていけばいいんです。悪いプライドというのは人と比べたときに現れるものです。

捨てようと思ってすぐに捨てられるものではないからこそ、色々なステップを踏んで段階的に克服していくことが必要です。

最後に

一度ドン底を味わっている有吉さんですが、こんな言葉を残しています。
「希望も夢も欲も持たなきゃ楽ですよ。自分の限界が見えてくるから。その中で羞恥心とかプライドを捨てられると人生って案外ちょろいことが多いんじゃないですかね。」

本当にこれは一理あると思います。私もやることやって、その上でどうにでもなれとプライドを捨てて臨んだのが最初のきっかけだったと思っています。今では、なぜあんなちんけなプライドを持っていたんだと思ってしまうものです。

だいたいプライドを捨てるきっかけというのは行き詰まったときや、後がないときが多いものです。背水の陣とか火事場の馬鹿力という言葉があるように、色々なことにチャレンジしてみるのは決してマイナスにはならないんですね。

不要なプライドを捨てることができた人間というのが一皮むけるのかもしれませんね。

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