緊張を抑える薬が有効な場面と効果的な症状
緊張する場面は人それぞれにあります。
しかし、ほとんどの人が人前に立つ機会や自分が一人で喋る時に緊張を感じるものです。
周りから注目されているような状況や自分の声だけが通るような時ですね。
そういった場面で緊張を感じてしまう人やあがり症状が出てしまう人は薬で症状を抑制することができます。
当サイトでも紹介している緊張に効く薬「インデラル」には心拍の上昇を抑える働きがあります。
そのため、さらに緊張感が高まることはなく、薬を服用している間であれば適度な緊張感の中やり過ごすことができます。
どんな場面で役立つ?
有効な使用シーン
- 会議
- プレゼン
- 結婚式のスピーチ
- 面接
などがあります。
最近はあがり症の人だけでなく、結婚式のスピーチや就職や転職などの面接時の緊張対策として薬を使う人も増えているといいます。一般的にも少しずつではありますが認知が進んでいると言えます。
逆にちょっと使いにくいシーンもあります。
使いにくいシーン
- 朝礼
- 電話
などがあります。
これらもあがり症の人が緊張を感じやすい場面です。
しかし、これらに対して薬をピンポイントで使おうと思うと少し難しい部分があります。
朝礼であれば、朝一で必要になりますが、場合によっては毎日飲み続けなければいけませんし、電話もいつかかってくるかわからないため、常に備えておくことを考えた場合、毎日服用し続けなければなりません。
例えば、持続時間が長い薬に「テノーミン」がありますが、こちらは作用時間が非常に長いため毎日飲むことになるとそれこそ薬漬けになってしまう怖れもあります。
こういった毎日あることやタイミングを計り辛い場面では緊張を抑える薬はあまり有効ではないと思っています。
薬に頼ることは決して悪いことではありませんが、薬だけに頼るとずっと飲み続けなくてはいけなくなるのでここは注意してください。
薬で抑えることのできる症状
基本的に心拍数の上昇を抑えて緊張をなくすためほとんどのあがり症の症状を抑制することができるはずです。
- 声の震え
- 手足の震え
- 緊張により汗
- 赤面
- 焦り
- 頭が真っ白
こういったあがり症の症状が出てしまう方は緊張を抑えることで、声の震えや赤面などあがり症の症状を抑えるのに役立ちます。
ただし、薬による緊張抑制はあくまでも一時的な効果なので根本改善にはならないので薬を使いながらのあがり症の克服にも努めるようにしてください。